Boosey & Hawkes, Besson ロゴマークの變遷
現 Boosey & Hawkes 社は、その名が示すとほり、吸収合併の歴史を經て現在に至ってゐる。金管樂器のブランド名は Besson であるが、これも、元々は別のメーカーであったことを表してゐる。從って、樂器に刻印されたロゴやマークも、その時代によって、違ったものになってゐる。皆さんがお持ちの、Boosey & Hawkes, Besson のユーフォニアムが、どの時代のものであるかを知る爲に、また懐古の趣味のある方のご參考の爲に、ロゴマークの變遷を辿ってみたい。
*各畫像をクリックすると、拡大畫像が見られます。
■ 現行 Boosey & Hawkes 社 Besson ブランドのロゴ
■ 1990年以前の Boosey & Hawkes 社のロゴ
Sovereign
現在の Besson BE967 Sovereign と同機種です。 Sovereign が登場するまでは、Imperial が最高機種だった。
Imperial
現在の Besson BE968 Sovereign と同機種で、後述する Boosey 社で開發された初期のモデルを踏襲し、年代毎に改良して行った、現代のユーフォニアムの典型的モデルである。年代によって、ロゴが異なってゐるので、辿ってみたい。
■ Boosey & Hawkes 社の前身、Boosey 社のロゴ
Imperial Model Solbron Class A
現在のユーフォニアムのモデルの元祖は、Boosey 社のImperial ユーフォニアムである。そのロゴを辿ってみる。なほ、コンペンセイティングシステムを採用してゐないモデルには、「Imperial」のランクが付かなかったやうである。
Imperial Model
Solbron Class A 1930年製造 |
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Imperial Model
Solbron Class A 1930年製造 手彫り彫刻 |
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Imperial Model
Solbron Class A 1920年製造 |
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1895年製造
ロゴ、詳しいモデル名は不明(Class Aではあるやうだ)だが、ご參考までに。拡大畫像なし。 |
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■ Boosey & Hawkes の傘下に入ってからの Besson のロゴ
301SP Imperial
New Standard
New Standard
1977年頃製造 |
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New Standard
1976年頃製造 これも、New Standard だが、輸出向けのモデルである。本體は通常のモデルと何ら變りはないが、刻印に「New Standard」の文字がなく、「50 MEDALS OF HONOUR」「LONDON-PARIS-NEW YORK」の刻印がある。 |
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New Standard
1971年頃製造 上記モデルと同じく、輸出向けのモデル。 |
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New Standard Class A